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「玉露」
中村酒造場の代表酒といえば「玉露」です。昔ながらの手造りにこだわって造られた芋焼酎です。その名前はお茶の玉露にちなんだものであり、焼酎界において最高位の焼酎になるように願って付けられたということです。
この「玉露」には、黒麹を使用したものと白麹を使用したものとがあります。黒麹を使用したものは華やかであり、甘みの中に深い味わいがあります。芋焼酎ファンであれば、きっと唸ることでしょう。
地元で愛され続けている本格芋焼酎であり、芋焼酎好きにはたまらないガツンとくる芋の香りと、ドッシリとした芋の味が味わえます。一口飲めば、強さと円やかな深みが口いっぱに広がるのが黒麹焼酎です。
この黒麹仕込みは芋本来の香りと甘味が最大限に活かされ、コクのある深い味わいが楽しめます。これはお湯割で飲むのが王道ですね。
一方、白麹を使用したものは柔らかな甘みがあり、スッキリとした味わいとなっています。こちらは、お湯割りや水割りが良いでしょう。
「玉露 本甕仕込」は、白麹を使用した本甕仕込の焼酎であり、その性格は玉露の黒麹と比べるとほぼ正反対となります。ふんわりと芋の香りが漂い、まろやかな芋の甘味が感じられ、純手造り芋焼酎の素晴らしさというものを感じることのできる名品です。
この「玉露 本甕仕込」は、スッキリタイプが好きな人から芋焼酎好きの通まで納得することのできる芋焼酎であるといえるでしょう。
本格芋焼酎「なかむら」の特徴